本日台湾に来ました。
聞くところによると最近富裕層の間で台湾の銀行に口座を開くことが増えているとか、いないとか。
台湾はOECD加盟国でないので、共通報告基準(CRS)の対象にならないからだそう。この制度は、非居住者が海外に持つ金融資産が全て居住国の当局に報告される仕組みであり、資産フライトを防ぎ税の取りっぱぐれをなくそうという意図が透けて見える。まあ、本当にお金を持っている人は、個人名義でお金を保有していないから(投資会社とか)、どの程度効果があるかはわかりませんが。
台湾は国際立場上不安定な場所であるので、資産を保全する場所として適切かは少し疑問。台湾に何かしらのつながりがあれば良いけれど。
でも台湾は意外と非居住者向けの金融商品は充実している。元本確保で、条件により年率7%を超える仕組み債とかあったりする。大小金融機関もたくさんあって、運用先として使いようによってはいいかもしれない。何より近いので、口座の管理もし易い。もし海外で口座を開くなら、候補の一つにはなる。ただし初めての海外口座ならやはり香港が使い易さの面でおすすめです。
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