香港ドルのお話

香港ドルは香港でのみ使われているお金。
中国本土では使えない(人民元との互換性はない)
マカオではだいたい使える(マカオパタカと1:1で使える。マカオのお金に両替する必要はほぼない)

この香港ドル、民間銀行から発行されており、デザインが違う。中国銀行、HSBC、Standard Chartered 銀行からそれぞれ発行されている。20、50、100、500、1000ドル札がある(1000ドル札はあまり流通してないけど)。プラスチックでできた10ドル札のみ政府が発行している。

便利なのが、米ドルとペッグされていること。つまり為替の変動がほぼない。1米ドルにつき約7.75香港ドル。なので米ドルが日本円に対し上がると香港ドルも上がる。今日のレートは1米ドル約113円。1香港ドルに対しては約14.5円になる。

はっきり言って今の日本円は安い。中国人が日本で爆買いしたい気持ちがよくわかる。だって良いものがこんな安いんだもの。国中バーゲンセールしているように感じる。通貨安は輸出企業にとって良く日経平均も円安だと上がる。だけど、通貨が安いことのデメリットをもっと日本人も真剣に考えるときにきている気がする。気がついたら外国に全て買われている、ということがすでにおこっているから、、

香港 深セン いったりきたり

香港と中国・深セン いったりきたりな生活の中で お金のことを中心にアップしていきます。 香港在住6年、金融の世界に15年ほどいます。

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