こんにちは、家計簿大嫌いだった香港のたいたいです。
生まれてこのかた、何回か家計簿をつけるのを試みましたが、一ヶ月以上続いたためしがありませんでした。
家計簿アレルギーといいますか、特に自分のお金で生活が普通に回っていれば、それほど細かくつける必要性を感じていませんでした。
むしろ家計簿つけるなんてお金が足りない人のすることだ、、みたいな偏見をもっていました(すみません!)。
しかし最近必要に迫られて、今年年初から家計簿をつけています。
方法はいろいろ考えた挙句、スマホのアプリを活用することにしました。
(手帳でも、レシートをとっておいてあとで集計しても、自分にあったやり方でよいと思います。)
スマホのアプリもたくさん種類があって悩みましたが、無料で極力シンプルなつくりのものを探しました。
スマホのマネーアプリには銀行口座の残高と連動するものとかいろいろありますが、単に支出を把握したいという目的であればシンプルが一番です。
それで使い勝手がよかったのが「簡単!家計簿」というアプリ。
費目毎に最低限金額だけ入れればよいものです。(日付は勝手に入れてくれる)。現金払いかカード払いか選択できます。
すると月ごとに費目毎に勝手に集計してくれて、円グラフが見られる優れもの。
そして「ページ分け」することによって、別で管理したい支出を管理することができます。
ちなみに私は、「一般会計(日々の支出)」「特別会計(高額な医療費、高価なプレゼント等、日常的でない大きな支出)」にページ分けしています。
忘れないコツは、使ったらすぐ金額だけでも入れておく、です。あと、電子マネーでこまこました買い物(コンビニや飲み物等)を管理すると、いちいち小額の支出を入れなくて済みます。(いくらチャージしたかはきちんと記録します)
費目毎に勝手に集計してくれて、昨年の同月との比較などもできます。
やってみての気付きがたくさんありました。
① 思っていたより平日のランチやお茶代がかかっている
② 住居費を除くと、意外と質素に生活できている (香港なので、住居費が支出の大部分を占めている。。)
③ 服やバッグを毎月だらだら買っている
④ 仕事で外出しない場合にかかる費用がだいたい把握できる
特に④は、漠然とした老後不安を抱えている人にはぜひお勧めしたいです。
毎月かかっている費用から仕事にかかるランチ代や通勤交通費、仕事用の服飾費を除くと、リタイア後の「生活費」がなんとなくつかめます。
住居費はひとによりさまざまですが、持ち家の場合はローンの有無が大きな違いです。賃貸の場合は今の家賃そのままより減る場合も多々あるので(通勤を考慮しなければ郊外にも住めるし、子供がいたら独立するので狭い場所でよいかもしれない)、金銭的余裕やリタイア後のプランによって見積もってください。
ざっとした計算だと「月々の平均的生活費」-「公的年金額」-「その他キャッシュフロー(個人年金や配当)」= 月々足りない額 * 30年分 = 貯金や投資でリタイアまでにまかなうべき額 となります。
ざっくりでいいので一度具体的な数字を出してみると、漠然とした不安から対処可能な計画を立てることにつながります。
「見える化」は大事です!! 家計簿嫌いの人もだまされたと思ってやってみてください。目からうろこまちがいなし、です。
0コメント